華熙生物(BLOOMAGE BIOTECH)の国家薬物管理重点実験室への共同申請が承認され

2021.02.27

  先日、国家薬品監督管理局は『国家薬品監督管理局第二回重点実験室リスト』を発表しました。その中で山東省食品薬品検定研究院、山東大学(化粧品研究センター)、華熙生物(BLOOMAGE BIOTECH)(688363.SH)が共同で申請した「化粧品原料品質管理重点実験室」が今回の認定に合格しました。これは国家薬品監督管理局による初の化粧品原料品質研究実験室です。

    「化粧品原料の品質管理重点実験室」の研究の主な方向性は、化粧品原料の品質管理システム、安全性評価技術、植物原料の品質評価システムに関する研究、および化粧品原料の電子情報データベースの構築です。同実験室は、複数の技術を総合的に運用する、国内トップレベルの化粧品原料監督管理技術サービスプラットフォームを構築し、研究レベルと能力を向上させ、監督管理科学研究の新たな進歩を支援します。

    我が国は世界第2位の化粧品消費国ですが、海外に比べて、化粧品業界は比較的遅れて始めりました。基礎研究の弱さ、科学研究と産業発展のニーズの落差、効能評価システムと品質管理技術システムの研究の遅れなどの問題により、長い間、我が国の化粧品市場は国際的に有名な海外ブランドに独占されてきました。

    特に、化粧品の原料の分野においては、専門家は、我が国の化粧品の輸入原料は80%以上に達し、国産の化粧品原料は品種と品質で海外の物と比べて劣っていると述べた。

    近年、国内企業の科学研究技術と産業化レベルの発展と革新に伴い、我が国の化粧品業界は急速に成長し、国産化粧品は全面的な台頭を迎えている。国産化粧品原料市場も拡大しており、多くの国産化粧品原料メーカーが多数誕生しています。それと同時に、我が国の化粧品や原料の政策も改善されてきました今年1月1日に施行された新しい『化粧品監督管理条例』は、化粧品の原料管理と化粧品の品質安全に対して、より厳しく、より詳細な規定が新たに設けられました。

    今回は山東省食品薬品検査研究院、山東大学、華熙生物(BLOOMAGE BIOTECH)が共同で申請した「化粧品原料品質管理重点実験室」は、政府検査機関、主要大学の技術研究成果及び、企業の研究開発と産業化におけるメリットを融合させ、産学研共創モデルを通じて、資源の優位性の相互補完を実現し、化粧品原料の品質を向上させ、中国化粧品業界の健全で迅速な発展を推進します。

    今回共同で申請した唯一の企業として、華熙生物(BLOOMAGE BIOTECH)は20年以上の基礎研究と応用基礎研究(「2つの研究」)分野の技術成果を実験室の研究に応用し、研究プロジェクトに有効な支援を提供、同時に実験室の研究成果は最初に華熙生物(BLOOMAGE BIOTECH)の製品に取り入れられます。

    現在、華熙生物(BLOOMAGE BIOTECH)のヒアルロン酸(ヒアルロン酸、HA)原料の産業化レベルと市場シェアは世界トップです。Frost&Sullivanの「2019年世界及び中国ヒアルロン酸(HA)業界市場研究報告」によると、華熙生物(BLOOMAGE BIOTECH)の2019年の世界ヒアルロン酸原料市場シェアは39%を占め、2020年に買収した山東省東営佛思特(東辰生物)を合わせると、全体で世界市場の約47%を占めます。

    ヒアルロン酸原料製品では、ヒミンシュウ™超活性ヒアルロン酸、ナノ®HA、Hyacolor®油分散ヒアルロン酸ナトリウムなど200以上の規格を有し、世界の化粧品メーカーにサービスを提供しています。さらに、その他の生物活性物質も絶えず開発しており、化粧品業界にγ-アミノ酸、エクトイン、ポリグルタミン酸、エルゴチオイン、シロキクラゲ多糖、玄米発酵液など数十種の生物活性物質の原料製品を提供しています。

    今、我が国の化粧品業界は急速に台頭して、世界最大の新興市場になっています。業界政策の継続的な改善は、化粧品業界の発展に好条件を生み出しています。新しい状況の中で華熙生物(BLOOMAGE BIOTECH)は化粧品の原料から最終製品を手掛ける代表的な企業として、科学技術、産業、市場などの面での独自の優位性を十分に発揮し、政府、大学など積極的に資源共有、産業共同建設、共同創造の研究プラットフォームを構築、業界の発展に貢献し、中国化粧品産業の新しい未来の推進の一端を担っています。